「スパニッシュキャンプ料理」をコースで堪能!【昼食編】

ちょっと変わったキャンプ料理を食べたいと考えている人に、ぜひ挑戦してもらいたいスペイン料理。今回は「昼食編」。暑い季節にピッタリなレシピをフルコースでガイドします。色鮮やかな食材を使った料理は、SNS映え間違いなしかも!

今回紹介するレシピは以下のとおりです。

◆飲み物:サングリア
◆前菜1:アンチョビオリーブ
◆前菜2:スティック野菜アイオリソースディップ(バーニャカウダー風)
◆スープ:ガスパチョ
◆メイン:パエリア
◆デザート:焼きバナナ

スペインでは、昼食(Comida)が1日のなかでメインの食事。また、日常的に太陽の下(Con sol)で食事をとる習慣があります。そして、街の定食屋でもランチ(Menu del dia)には、水替わりにワインが1本つくことも。

五感を刺激するスペイン料理にチャレンジ

キャンプ料理と親和性が高い食文化があるスペイン。今回は、キャンプ場周辺のおいしい食材を使って、五感を刺激する昼飲みにピッタリな夏料理をつくっていきましょう!

サングリア

サングリアは、赤ワインベースのフルーツカクテルです。スペインワインといえば「リオハ」(Rioja)が有名ですが、それは上物すぎてサングリアの材料としては不向き。むしろ、残り物や甘めの安いワインで作るのが良いとされています。

本場スペインでは、赤ワインを新鮮なオレンジジュースで割って飲んでいます。サングリアは「赤い血」に重ねて語られますが、スペイン人が好む味はちょっと紫がかった「静脈血」の色に近く、日本で市販されているシロップで味付けした真っ赤なサングリアとはまったく別物だったりするのです。

サングリアの作り方
フルーツ(オレンジ、レモン、キウイ、りんご、ブルーベリーなどをお好みで)を一口大にカットして、ウォーターサーバーの1/3まで入れる。ワイン700mlとオレンジジュース300mlで割り、サーバーに入れた状態で10分置く。氷は飲む前にコップに入れると長時間楽しめます。
アンチョビオリーブ

アンチョビはカタクチイワシの塩漬けで、スペイン料理には欠かせない食材です。サングリアができたところで、定番のブラックオリーブに和え、ささっとつまみを作りましょう。

◆アンチョビオリーブの作り方
アンチョビフィレ1枚を包丁で叩き、ブラックオリーブ12粒と和えます。

☆スティック野菜アイオリソースディップ(バーニャカウダー風)

アイオリソースは一見、マヨネーズに似たニンニクの風味を効かせたソースで、スペインでも大定番の料理。今日は野菜スティックを作り、バーニャカウダー風にバリバリかじって思いっきり地場野菜の食感を楽しみました!

◆アイオリソースの作り方
卵黄1個、にんにく1片すりおろし、オリーブオイル大さじ4、塩ひとつまみ、レモン汁大さじ1/2をよく混ぜ合わせ、黒こしょう、パプリカなどをお好みで。塩の代わりにアンチョビを入れると、さらにスペイン料理らしさが増します。

☆ガスパチョ

スペイン料理でスープといえば、にんにくのスープ(Sopa de ajo)が有名ですが、じつは冬の料理で夏には食べません。暑い夏はトマトベースの冷製スープ、ガスパチョ一択です。

今回はトマトジュースで作る簡単なやり方を選びました。好きな野菜を薬味としてトッピングして、冷えたところをいただきましょう。

◆ガスパチョの作り方

トマトジュース200ml、米酢小さじ1、レモン汁小さじ1、オリーブオイル小さじ1、黒こしょう少々をボールに入れよく混ぜ合わせる。

きゅうり、玉ねぎ、セロリ、トマト各20g、アンチョビフィレ1/2枚をみじん切りにし、半分ボールに入れ、混ぜ合わせ冷やします。透明の容器に盛り付け、残りの野菜や輪切りオリーブをトッピングします。

★基本のテクニックでつくる絶品パエリアと食後のデザート
前菜やスープができたところで、オリーブやスティック野菜をつまみにして、冷たいサングリアを飲みながら、メインの料理やデザート作りに入るのが、スペイン流。後半戦も簡単なレシピを取り入れてみました。

☆パエリア

昼食のメインはパエリア(Paella)です。パエリアはスペインのカタロニア地方の郷土料理。本場のパエリアは長粒米で作るのですが、「お米は日本のものが一番!」ということで、短粒米を使っています。

今回はパエリア鍋ではなく、キャンプ料理の定番、スキレットM(底面直径16cm)を使い、1~2人分のシンプルな魚介のパエリアを作ってみます。

◆パエリアの食材
無洗米0.5合、冷凍シーフードミックス150g、玉ねぎ30g、人参30g、ピーマン1/2個、パプリカ赤20g、にんにく1片、アンチョビフィレ1枚、コンソメ顆粒小さじ2、ローリエ1枚、サフラン適量、レモン輪切り2枚

◆パエリアの作り方 

1.オリーブオイル大さじ1をスキレットにひき、にんにくとアンチョビ、みじん切りにした玉ねぎ、にんじん、ピーマンを炒めます。

2.オリーブオイルに香りがつき、玉ねぎが透明になったところで、シーフードミックスを入れ、よく炒めます。

3.無洗米を入れ、米が透明になるまで炒め、スキレット上で平らにし、食材を混ぜるのをやめます。(おこげをつけるため)

4.米が透明になったところで、水を注ぎ、コンソメ顆粒、サフラン、ローリエを入れます。

5.沸騰したら、そのままかきまぜずに弱火にし、水が蒸発するまで待ちます。米が柔らかくなり、少し焦げがつく状態になるまで、火にかけてください。

6.火から下ろし、パプリカ、オリーブ、レモンの輪切りなどで飾り、完成です!

☆焼きバナナ

テントでシエスタ(昼休憩)に入る前に、デザートが食べたくて焼きバナナを作ることに。キャンプ場の販売機でゲットした、ストロベリークリームのケーキと一緒にうやうやしく皿に盛り付けてみました。

食事の終わりは、ミルクがたっぷり入ったコーヒーのカフェ・コン・レチエ(Cafe con leche)で締めるのがスペイン流。今日は暑いから、アイスでいただきます。

◆焼きバナナの作り方
バナナをガスコンロで網焼きにし、お好みでシナモンシュガーを適量振りかけます。

★まとめ

ちょっと変わったアウトドア料理に挑戦したい、と考えている人におすすめしたいスペイン料理。スペイン料理は、暑い夏の「昼飲み」と相性抜群です。ぜひ試してみてください。ちなみに、本場スペインではパエリアのあとに、さらに魚や肉を食べる場合がほとんど。もっと豪華なコースにチャレンジしたい人は、そのままBBQに突入してもいいでしょう。次回は、夕食編をお届けします。お楽しみに!

撮影場所:ふもとっぱらキャンプ場


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