ドライブの帰りに何気に利用することが多くなった「道の駅」は、休憩や土産物店やレストランが入った複合施設で、国土交通省が管轄している。「休憩機能」、「情報発信機能」、「地域連携機能」などを有している。1991年に実験的にスタートし、2025年末には全国1231駅の規模となっている。
「道の駅」の設置者は市町村や公的団体である。設置者になるには条件があって、トイレが24時間使える、道路情報や地域情報を提供する、ベビールームの設置などが義務付けられており、駐車場代もかからないため、ドライバーにとっては便利で好感が持てるありがたい存在であった。しかし、良い話ばかりではないようだーー。
「道の駅湘南ちがさき」は、国道134号線と新湘南バイパス「茅ヶ崎海岸IC」に隣接する道の駅だ。国道134号線は西湘バイパスにつながる、相模湾に沿いのさわやかな道路だった。しかし、2025年7月にこの道の駅が誕生したことで、今まで渋滞することがほとんどなかった場所で、駐車場待ちの車の大行列ができるようになってしまい地元の生活に支障が出ているという。
「国土交通省はなぜこんな場所の設置を許可したんでしょうか」国道134号を生活道路として使っている地元住民のSさんは憤りをあらわにする。
ヨノピカ取材班も実際に「道の駅湘南ちがさき」取材を敢行したが、オープンしてから半年以上経っているにも関わらず〝かなりひどい〟渋滞が続いた。駐車場は満車状態で、道の駅に入ろうとするクルマが交通渋滞の原因になっていたり、諦めて隣の施設の駐車場に車を入れる様子を目の当たりにした。
茅ヶ崎名物や地元のグルメが楽しめる人気施設には違いないのだが……。
交通渋滞を引き起こす原因をつくるのは本末転倒じゃないか?
茅ヶ崎市では記者会見を開き、2026年2月18日にオープン日より227日目で来100場万人を突破した晴れ晴れしく発表したが、この交通渋滞には見て見ぬふりといったところだ。

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