「しゃぶ葉」は「すかいらーくホールディングス」のしゃぶしゃぶ専門店。牛や豚肉と野菜のしゃぶしゃぶの食べ放題を1000円台からリーズナブルに提供している。そのような人気店チェーン店の炎上事件が突然起こってしまったのだ。
ことの発端は2026年4月18日、Ⅹで投稿された「しゃぶ葉の豚ロース肉が薄すぎる」という内容が、事実写真をもとに投稿された。その後、「ステルス豚肉」「スケル豚」などと、面白ろおかしいキャッチ―なネーミングがつけられ、次々とこの薄い肉の写真を投稿された結果、翌日には大炎上となった。

そして「J-CASTニュース」が当の件において「すかいらーくHD」に取材を行ったところ、本来の提供基準(肉の薄さ)を満たしていなかったとし、深くお詫びをすることで火消しを行い、炎上は終息した。
「しゃぶ葉」のお詫びは本当に必要だったのか?
この流れだけを読むと、「しゃぶ葉」が基準を満たしていないレベルの低いサービスを提供し、物価高で苦しむ消費者を欺いたために、メディアより消費者に向かって謝罪を求められ、謝罪したという内容に見えるが、実際はお詫びだけが独り歩きしてしまった状況で「謝罪する必要はなかったのでは」という声も多く上がっている。

ヨノピカ☆取材班撮影(2026年4月27日)
「しゃぶしゃぶ」の料理の定義を再確認しよう!
そもそも、しゃぶしゃぶという料理は、肉は薄ければ薄いほど良いと評価される料理であり、「スケル豚」肉の薄さがサービスの低さにはならない。
また、レストランメニューは食べ放題(定額制)が主軸のため、仮に1皿の肉の量が規定より少なかったとしても、満腹になるまでたくさん頼めばよいだけだ。
さらに、実際のSNS投稿者たちも痛烈に薄い肉を批判している人はほとんどいなかった。むしろ、今話題になっているので、自分も野次馬的に「スケル豚」を見に行って肉の薄さを報告したという内容がほとんどだったのも特徴的だ。
スペイン産豚バラ肉が消えた背景は?
今回の炎上事件は、2026年3月末、定番だったスペイン産豚バラ肉をアメリカ産のロース肉に変更したばかりのできことで、スライサーの設定など、現場レベルの初期指導が行き届いていなかった可能性がある。
これは、2025年11月にスペインで家畜伝染病の「アフリカ豚熱(ASF)」が発生したため、スペイン産豚肉の輸入が停止されたために行われたメニュー改定だった。
すかいらーくHDでは、この3月末にこのメニュー改定の背景を広報しているが、一般消費者にまでは、その現状は届いていなかったかもしれない。

ヨノピカ☆取材班では、2026年4月27日豚肉3皿がセレクトできるコース1429円(税込)を堪能。
あれだけ話題になった後なので、肉はそこそこ厚くなっていましたし、3皿あれば私は十分でした。野菜ばかりでなくうどんもラーメンもご飯も食べ放題!デザートも豊富で、冷やしぜんざいに生クリーム、アイスにゼリープリン、その場で焼くワッフルまで食べてこの値段です。
本来なら非の打ちどころのない素晴らしい業態が、今回のような炎上事件で、打撃をうけてしまうのはもったいないことです。
人気だったスペイン産豚バラ肉の休止も家畜伝染病という理由からで、物価高を背景にしたメニュー改定ではありませんでしたが、私を含めてどれだけの人がその事実を理解していたことでしょうか。その事実をきちんと理解していれば、今回の炎上事件は起こらなかったかもしれませんね。

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